【医学部卒業生による】東医体とは。。。

東医体優勝、〜連覇しています。このようなフレーズは医学部に入学した後の新歓（新入学生の部活への勧誘行事）でよく聞くと思います。果たして東医体とはどのような大会なのでしょうか。
今回は「東医体とはどういう大会なんだろうか？」という疑問に自分の経験も踏まえて答えたいと思います。

概要

東医体とは文字のまま東日本の医学生の体育大会です。正式名称は東日本医科学生総合体育大会です。一年に一度の医学部生によるスポーツ大会ですね。あらゆる種目があり大学ごとの総合点数を競っていたりします。

詳細

大学に入学すると何かしらのサークル、部活動に入る学生が多いと思います。

医学部では医学部〜部というサークルとその他のサークルがあります。東医体は大学の医学部公認の部活しか出場できません。そしてこの大会は医学部の中でも医学科の学生しか出場できません。

東医体に関しては東日本の医学生の大会であり、西医体もあります。ちなみに東に属するのは新潟、長野、山梨、神奈川まででそこよりも西は西医体に属します。西の方が少し大学の数は多いです。

競技によって方式は異なり個人戦もある競技もあれば団体戦しかない競技もあります。
ちなみに決勝あたりまでいくと全医体、つまり東と西の上位の大学の大会が行われることもあります（ない時もあるようです）。

大会のレベル

レベルに関してはもちろん年度、競技によりますがかなり高いです。インカレに出場している人もそこそこいます。少し経験者というレベルではなかなか勝てない大会です。

運営

学生が基本的に運営している大会であり、何年かに一度大会の運営が自分の大学に回ってくることになります。その時は少し雑用が増えてしまいますね。僕は運営が回ってきた年に安全対策係を務めました。会場周囲の病院に連絡をとり何かあった時のことをお願いしました。また自分の大学の卒業生の先生に会場に来て頂き何かあった時の対応をお願いしました。

まとめ

東医体はかなり大きな大会でありそこでの優勝を目標としている学生も多いです。僕は硬式テニス部に所属していましたが毎年山梨県の山中湖というところで大会が開かれていました。すごい人数が集まるのでなかなかたくさんテニスコートを確保できるところもないため毎年同じ開催地になっているはずです。
医学部にはそういう大会があるんだなと理解していただけると嬉しいです。
（尚、東医体では髪の色を奇抜にする風習がある競技もあります笑）