看護師になるためには看護師国家試験に合格し看護師免許を取得しなければなりません。
私が大学生のときに行っていた看護師国家試験に受かるための勉強法について書いていきたいと思います。
どんな試験なの?
看護師国家試験は毎年合格率約90%と多くの人が合格しています。
問題には「必修問題」「一般問題」「状況設定問題」があります。
必修問題は50問あり80%以上の正答率が必須となっています。一般問題と状況設定問題はその年によってボーダーラインは変動します。毎年2月中旬に試験は行われます。
選んだ教材
私が購入した教材はこの3つです。
①クエスチョンバンク看護師国家試験問題解説 ②クエスチョンバンク Select必修 ③看護師・看護学生のためのレビューブック
①・・・とても分厚い問題集になっております。過去問も5年分くらい載っています。これを3周勉強すれば国家試験には合格すると言われています。
②・・・必修問題だけが載っている問題集です。①にも必修問題は載っているため、購入しなくても大丈夫ですが、少し必修に自信のない人や強化したい人にはおすすめです。
③・・・①②のさらに詳しい説明が書かれているものになります。疾患についても詳しく載っています。①②と連動しているため、分からないときにはすぐに調べられるところが良かったです。
私はクエスチョンバンクの問題集を購入しましたが、医学書院の出している問題集など他にもいろいろなものがあります。お店で実際に手にとってみて、自分が分かりやすいなと思ったものを購入するのがいいと思います。
勉強を始めた時期
私は大学4年生の秋頃から勉強を始めました。
問題集は大学4年生の始めに購入していましたが、卒業論文だったり、助産師の実習だったりと忙しく、秋が深まり出した頃ようやく勉強を始めました。
周りの友達の多くも同じ時期に始めている方が多かったですが、できればもう少し早めに始められるといいかなと思います。
勉強の仕方
私は①の問題集をベースに解きながら、分からないところを③で調べながら進めていきました。①の問題集を3周解き、また大事なところや間違ったところはノートにまとめました。
勉強期間中は図書館で友人と勉強しました。お互い分からないところなどを共有し合いながらできたので、とても良かったです。また問題を出し合うことで記憶にも残りやすかったと思います。
また必修問題は8割正解しなければならなかったので、重点的に勉強しました。必修問題は知っているか否かで答えが決まることが多いので、たくさんの問題や過去問を解くことが大事だと思います。
また問題の中には正答率30%などの問題があります。そのような問題は難しい問題なので、試験の際には時間配分なども気をつけましょう。難しかったら飛ばしてできるところから解くことも大切になってきます。
理想の勉強法
看護師国家試験には合格できましたが、学生時代の勉強についてもう少しこうしたら良かったなと思ったことを書いていきたいと思います。
それぞれの看護学校のカリキュラムによると思いますが、私の学校では大学2年生から看護の科目を勉強します。そして大学3年生の秋から4年生の始めにかけて看護実習があります。
国家試験勉強のために③のレビューブックを購入しましたが、この本は疾患や看護についてとても分かりやすくまとめられているので、勉強や実習の際に購入しても良かったなと思っています。
大学の授業は面白い授業も多いですが、私の学校では特別に国家試験対策などはありませんでした。4年生の時に模試があったくらいです。そのため自分たちで勉強を進めないといけませんでした。
国家試験の勉強は重要なことが多く載っているので、勉強すればそれだけ就職してからも役に立つと思います!
コメント