【助産師による】助産師になるにはどうしたらいいの?

助産師になるには Y.S

私は助産師をしています。助産師になるためにはどうしたらいいか知っていますか?

この記事では助産師になるためにはどのような学校に入ればいいのか、学校ではどのような授業や実習をしていくのか、試験はどのようなものがあるのかなど私の体験談を書いていきたいと思います。

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助産師になるにはどんな学校に入ればいいの?

助産師になるためには助産師を育成している学校で勉強し単位を取る必要があります。助産師を育成している学校にはいろいろなものがあります。

①4年制大学の中に助産師選択コースがあるもの
②大学院で助産師の資格が取れるもの
③助産師学校に1年間通い資格を取るもの


私は①の国公立4年制大学の助産師選択コースで単位を取りました。
私は大学3年生のはじめ頃に助産師選択コースの選抜試験がありました。試験では面接、小論文の2つを行いました。また試験には大学1年生からの成績も含まれてきます。助産師の資格が4年間で取れる大学はそう多くはないので、このような学校はとてもお得です。

実際に私の大学では「助産師を目指しているからここの大学に入った!」という友達が多くいました。
しかし助産師選択コースに進めるのは毎年10名程度と少ないため、大学1年生の時から勉強を頑張っていた方がいいかもしれません。私の時は14名まで助産師選択コースに入れたので、私は運よく助産師コースに進むことができました。

②・・・大学院で助産師の資格が取れるものは、大学4年間で看護を学んだ後、1年間大学院に通い助産師の資格を取るものです。

③・・・看護師の資格を取得した後、助産師学校に1年間通い資格を取るものです。②③のいずれも、新しい環境で助産師の勉強をすることになります。

助産師の勉強や実習はハードなことも多く、1人では乗り越えられなかったと思うこともありました。私は大学4年間の中で資格を取れたので、周りにいる親しい友人や先生、環境も変わらなかったことはとても良かったと思っています。助産師になるための学校はいろいろあると思いますので自分にあったところを選ぶのがいいと思います。

どんな授業・実習をするの?

次に助産師選択コースではどのような授業・実習をしたのか書いていきたいと思います。

大学3年生の頃から看護の授業に加えて助産の授業も始まりました。はじめは先生の授業を受け、基礎を学びます。現役の助産師さんに来てもらい授業を受けたりもしました。事例検討を通して、お産が進むにはどうしたらいいのか、どのようなケアが必要なのかアセスメントし、グループで発表するなどをしました。

4年生に入ると実技の授業が始まりました。助産の実習では実際にお産を取らせていただいています。そのため助産の実習をするには助産の実技試験に合格しなければなりません!看護実習の後、学校に集まって実技の練習をみんなでしていました。

7月頃には実技試験がありました。先生の一人が産婦さん役、もう一人の先生が医師役で、自分が助産師としてお産を取るという試験です。今までこのような試験を受けたことはなかったので、とても緊張しました。

産婦さん役の先生はとても迫真の演技で、私は圧倒されてしまい上手く出来なかったのを覚えています。その試験に合格したのはたった1人で、私を含めそれ以外の人たちは再試験になりました。

そこからは夏休みを通して暑い中、実技試験の練習を皆んなで必死に頑張りました。再試験では無事に合格することができました。

実技試験に合格した後、いよいよ8月から助産実習が始まりました。助産実習ではお産を10例取らなければなりません!10例取るために、夜間待機といって夜も病院に泊まったりもしていました。一つの病院に2~3人ずつ配属され、実習しました。

私の配属された病院も3名いたのでみんなで協力しながら実習することができました。初めてお産を取らせていただいた時は感動しました。こんなに幸せな瞬間に立ち会える仕事って他にないんじゃないかなと感じました。

今では、「出血は問題ないか?」「バイタルサインは大丈夫か?」など常にリスクはないかどうかに目を向けてしまいがちですが、お産に最初に立ち会った時の気持ちは大切にしたいなと感じています。

まとめ

まとまりのない文章になってしまいましたが、私が学生時代に経験した助産師の勉強・実習を書いてみました。助産師に興味はあるけどどうしたらいいかわからないという人に少しでも私の体験談がお役に立てれば嬉しいです。

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