【eレジフェア2020】オンライン病院説明会に説明者として参加した感想。

eレジフェア2020 M.A

先日医学部生向けのeレジフェア2020東日本が開催されました。
コロナウイルスの影響で今回は初の?zoomを使ったオンラインで開催されました。
僕は病院側の説明者として参加したのでその感想、今後のオンラインでの説明会の見通しに関して書いてみたいと思います。

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結論:そこまで悪くはない。むしろ今後も使えるかもしれない。

まあやりやすい部分もある反面、なかなか難しい部分もあるというところでしょうか。
なんとも言えない感想になってしまいましたが良い点もたくさんあったと思います。
良い点もあるというところからも今後コロナウイルスが落ち着いてからも定期的に開催してもいいのではないかと思いました。

良かった点としては

  • ブース型の時よりも多くの学生が参加した。
  • 普段質問しにくい人もチャットで気軽に質問できたかもしれない。
  • 遠方の学生、病院も自宅からで参加しやすかった。
  • 費用がかからない。

悪かった点としては

  • 病院、学生お互い少しやりにくい。
  • そもそも45分は長かった。
  • お互いの雰囲気がわからない

こんなところでしょうか。

細かく解説

ここからはそれぞれの良かった点、悪かった点に関して説明していきます。

今回の説明会は45分を区切りとして5回それぞれ15人までというような内容で行われました。

良かった点

ブース型の時よりも多くの学生が参加した。

これはよくわからないですが結果的には普段の説明会よりも多くの学生が参加しました。
事前に希望する病院を選ぶスタイルだったのでそれなりに興味がある人に説明できた点は良かったと思います。

普段のブース制の説明会では看板やチラシなどのアピールによって病院を選ぶ部分もあったかもしれませんが今回は事前予約制だったためそういった現地でのアピールに左右されなかった点が吉と出たのかもしれません。

普段質問しにくい人もチャットで気軽に質問できたかもしれない。

まあこれは逆に一対一ではなかったので他人に聞かれてしまうため質問しにくかったという人がいたかもしれませんがチャットであれば少し聴きづらいことも質問できたかもしれないと思います。

僕の病院では説明の最初に「わからないことがあったら説明中でもいいのでチャットに書いていください。」というようなスタイルにして説明が終わった後にまとめて回答しました。
そこまで説明中に質問が多かったわけではありませんでしたがこのやり方は良かったと思います。

遠方の学生、病院も自宅から参加しやすかった。

これは僕の勤める病院が東北地方にあるということも関係していますが毎回このような説明会は東京などで開催されていたので東北地方の病院、学生は参加しやすかったと思います。

この点はこのコロナウイルスの影響がなくなってからもこの企画を続けてもいいのではないかと思った1番の理由です。やはり学生、病院にとっても移動せずに参加できた点はかなり楽だったと思います。

費用がかからない

これは上の項目とも重複する話ですが、移動費、会場費がかからないため運営、病院、学生にとってもかなり良い点だったと思います。

悪かった点

病院、学生お互い少しやりにくい。

オンラインでは直接相手の反応が見れないので説明などは難しいです。というか僕はそこまで難しいと感じませんでしたが僕の病院から参加したメンバーの中にはやりにくそうにしているメンバーもいました。

やはり反応が見えないのは説明会という場では辛いものがあります。その人の雰囲気に合わせたりなどやはり直接あって話す方がいい点はたくさんあります。

学生の方もやはり直接話した方がわかることも多かったかもしれません。

そもそも45分は長かった

今回は45分を一つの区切りとして5回説明が行われました。

正直なところどんなに長くても病院の説明は20分くらいだったので半分くらいが質疑応答の時間となっていました。たくさん質問が出た回もありましたがなかなか学生からの質問もなく空白の時間が過ぎていた回もありました。(もちろん少し説明を付け加えたりはしました。)

時間は流石に長くても30分とかで良かったと思います。もしくは今後は10分区切りとかにして逆に15人ではなく一度に2人とかにした方が効率が良かったし参加した学生の雰囲気などもこちらとしては掴めたのかなと思いました。

お互いの雰囲気がわからない。

上の項目とも重なりますが、やはりお互いの雰囲気がわからないのは学生、病院共にやりにくいです。自分の話がどれくらい相手に理解されているかわかりません

学生からの質問に関しても病院側がきちんと答えられているかわかりませんでした。学生も質問の回答に対して時間制限もあったため、十分理解できなくてもまあこんなもんかなと諦めてしまった学生もいたかもしれません。

そしてどんな病院のプログラムであってもその説明者のプレゼン能力が大きく病院の評価に関わってしまったんじゃないかなと思います。まあこれは普段であっても変わらないかもしれませんがスライドやプレゼンが学生の印象に大きな比重を占めたことは間違い無いと思います

まとめ&今後の見通し

ここまで細かく説明しましたがやはり遠方から簡単に病院の話を聞くことができたのは大きなメリットだったと思います。この点だけでも今後もこのイベントが需要あるのではないかなと思いました

一方細かいところまではオンラインでは難しいです。

なので今後はこういったオンラインでの説明会を頻繁に開催して病院について知るきっかけを作り、そこから本当に興味を持った病院に実際に見学に行ったり直接研修医と会う説明会に参加するというスタイルになっていくんじゃないかなと思いました。

オンライン説明会は本当に病院を知るきっかけにはとてもいいと思いました。
今までの説明会は正直対面じゃなくてもいい内容までせっかく学生と病院側が直接あっているにも関わらず話していたんじゃないかなと思います。

コロナウイルスが治ってもこういったオンラインの説明会が定期的に開催されると学生もより自分にあった研修病院が見つけられたのではないかなと思いました。

正直他の職業の説明会もこういった形式が行われていき(もう行われているかな?)日本に定着していくんじゃないかなと思いました。

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